一般的な会計ソフト:制度会計(税務申告や外部報告など)のため。過去の姿は見えますが、現在や未来の姿は見えません。
TKCシステム:管理会計(経営者がより良い経営をするための会計)→制度会計の順でデータを活用できるように設計。過去・現在・未来が見えます。
△ 通常の損益計算書 【制度会計・社外向け】 社外に対する結果報告ツールとしては優秀 ただし経営者の管理ツールとしてはいまいち |
◎変動損益計算書 【管理会計・社内向け】 費用を・固定費(売上ゼロでも発生する費用) ・変動費(売上に比例して増減する費用) に分けて表示するため、管理ツールとして優秀 |
「365日変動損益計算書」から自社の現状を捉え、次の5つの視点から打ち手を検討することが黒字決算の実現につながります。
1 売上高を伸ばす努力を継続する
2 限界利益率を、前年よりも改善する
3 固定費を、限界利益以下に抑える
4 労働分配率を抑え、一人あたりの人件費を高くする
5 経常利益の期末着地点を予測する
「スタッフを1人雇用するために、いくら売上を上げれば良いか?」の問に答えられますか?
変動損益計算書・限界利益率を使うと、すぐに分かります!
① スタッフ1名雇うのに人件費(固定費)が月30万円増加する(そのままだと利益が月30万円減少)
② それをカバーするためには売上をいくら上げる必要がある?
③ 限界利益率が62.2%なので、30万円÷0.622=482,315円売上を上げれば良い
④ そのためにどうする?
→我が社の平均単価は約1万円なので、月に49個販売すれば良い
→月の営業日数が25日なので、一日あたり2個販売すれば良い
このように、「スタッフ1名を雇うためには、一日あたりの販売数を2個増やせれば良い」ことが分かります。
これで今日からの具体的な行動につながりますね!
同様に、変動損益計算書・限界利益率を活用すれば
「借入金を毎月〇〇円返済するために必要な売上高は?」「この経費は売上何円分に相当する?」
など、逆算で事業を行うことができるようになります。
この変動損益計算書をワンクリックで表示できるのは、TKCシステムの大きな強みです!
変動損益計算書については、こちら↓もご覧ください。
「ボールで学ぶ変動損益計算書」
https://takatrp.github.io/hendou_PL/
経営者が自ら考えた「あるべき姿」をペースメーカーとし、それを常に見ながら経営することで、黒字経営のための牽引力を得ることができます。


国税庁統計の黒字割合「36.0%」に対し、TKCの会計ソフト活用企業の
黒字割合は、「57.2%」と、抜群に高くなっています!
松本会計の実績値は 約65%です (R6年1月〜R6年12月) |
※1 国税庁「令和5事務年度法人税等の申告(課税)事績の概要」より引用
※2 FXシリーズとTKC継続MASシステムを使用し、「書面添付」を実施している企業を集計